オリジナルMS・メカ紹介2
(MSデザイン・MИPさん)

ア行
アルゴス・アイ   エデン・ザ・パンデモニウム   M1アストレイ・パープルコマンド
オウガ

サ行
ズィウス   ズィニア   ソードカラミティ4号機

タ行
ダークネスガンダム

ハ行
Pストライクガンダム   バスターガンダム・インフェルノ   ビーム兵器試験用シグー

ラ行
リヴァイアサン   量産型ルシフェルガンダム   ルシフェルガンダム


ダークネスガンダム

型式番号GAT−X000
(エックスゼロゼロゼロと読む。この番号は『GATシリーズの基となった機体』という事で、オーブ政府が付けたもの)
全高18.07m
本体重量80.77t
武装左腕:攻撃エネルギー吸収システム搭載アーム≪ヘル≫
    右腕:エネルギー収束システム搭載アーム≪ヘヴン≫
    巨大鈎鎌槍≪ドラグレイ・キル改≫
     (全長20m。刃先に小さな鎌の付いた長槍。「突く」、「払う」だけでなく、「引く」事でも攻撃できる)

 第16章より登場。
 ガーネットの父アルベリッヒが製造した高性能MS。二年前、トゥエルブ・システムと共にオーブのホウジョウたちの元
に送られてきた。オーブはこのMSに使われている技術を流用して、ストライクを初めとする5体のG兵器やアストレイシ
リーズを作り上げた。いわば全てのGの原点ともいえるMSである(ストライクなどの基本フレームはダークネスの物を
参考に造られた。ただしコストの面から、性能は大幅に落とされている。また、アルベリッヒ博士はPS装甲の理論を確
立したモーリス・ゲール博士と親交があり、開発途中だったPS装甲のデータを手に入れた。その後、一足先にPS装甲
を作り上げ、このMSに使用している)。
 トゥエルブ・システムの搭載を前提として造られており、その為に銃火器類は一切、装備されていない(内蔵火器によ
って発生する振動が、トゥエルブの「中身」に悪影響を与えるため)が、それを補って余りあるほどの運動性を誇る。トゥ
エルブと強化フレームの働きによって本物の人間か、それ以上の動きを見せ、格闘戦においてはフリーダムやジャス
ティスをも凌駕する。
 背中のウイングは羽根の一枚一枚が加速や方向転換を行うためのブースターであり、高性能の太陽電池でもある。
アルベリッヒ博士の特製品であるこの太陽電池≪アポロン≫は、集光率、発電力共に従来の太陽電池を大きく上回っ
ており、太陽の光がある限り、エネルギー切れの心配はほとんど無い。雲一つ無い宇宙空間においては、理論上、半
永久的に活動する事が可能。Nジャマーキャンセラーを搭載したフリーダムなどに比べて最高出力では劣るものの、そ
の他の面では遜色のない機体となっている。
 ウイングで全身を包み込んだ高速移動形態 ・エクストリームモードでは、最高速度マッハ4というMSの限界を超えた
スピードを出す。ただし、この形態時には一切の戦闘行動がとれない。
 トゥエルブ・システムをより安全に運用するための方法の一つとして、このMSは複座式になっている。二人のパイロ
ットがトゥエルブの起動による負担を分け合う事によって、トゥエルブの力を100%発揮する事が出来る。と理論上は問
題無いのだが、ガーネット以外にトゥエルブを起動させる事が出来る人間がいなかった為、この機体は地下深くに封印
され、トゥエルブは一人乗りのストライクシャドウに移し替えられた。
 固定武装は持っていないが、左の拳≪ヘル≫で敵の攻撃エネルギーを吸収し、そのエネルギーを≪ヘヴン≫と呼ば
れる右の拳に収束して放つ必殺拳『インフィニティ・ナックル』や、吸収したエネルギーを≪ドラグレイ・キル改≫の刃先
に収束させて放つ『インフィニティ・クラッシュ』など、様々な特殊技を使う。
 トゥエルブ・システム発動時には、その眼と、胸の赤い部分が光り輝く。が、光る事自体に特に意味は無い(笑)。

闇の中、目隠しで彷徨う未来(あした)の中で、
胸に灯る一筋の希望(ひかり)は消える事なく。
(☆ゆーか☆さん作のキャッチフレーズ)



ルシフェルガンダム
(ラグナクロスさんの投稿作品)


軽装時


型式番号不明
全長18.56m
重量101.01t
武装88o自動バルカン砲塔システム≪イーゲルシュテルンβ≫×2
    両腕:高出力内蔵型ビームサーベル×2
     (イージスの内蔵サーベルと同型だが、出力は遥かに上)
    右腕:400o対PS装甲破砕弾砲≪ウルスラ≫
    左腕:110o高エネルギー収束・拡散選択式ライフル≪ウラヌス≫
    六連翼型荷電粒子ビームマシンガン≪エリミネート・フェザー≫
     (六枚の翼そのものが武器であり、六十もの発射口からエネルギー弾を発射する)
    肩部:六連装自動追尾ミサイルポッド≪ファランクス・イェーガー≫×4
    高電磁レールガン≪ジークフリート≫×2
    パーフェクトミラージュコロイド

 第17章より登場。
 リヒターが入手したフリーダム、ジャスティスなどのZGMF−XAシリーズのデータを元に、ダブルGが製造した高性能
MS。Nジャマーキャンセラーを搭載しており、半永久的なPS装甲や武装などはフリーダムなどに酷似しているが、性
能は圧倒的に上回っている。
 射撃武器を数多く搭載しているが、運動性や格闘能力も高く、ダークネスとも互角に渡り合う。≪ウルスラ≫、≪ウラ
ヌス≫、≪ジークフリート≫は戦闘中の取り外しが可能で、より身軽に動く事が出来る。欠点らしい欠点が存在しない、
この物語における最強クラスのMSである。
 更にこのMSには『エクスペリエント・システム』という恐るべきシステムが搭載されている。これは戦闘で得られた多
種データを「経験」として蓄積、分析し、それに基づいて機体を自己改造し、新たな力を身につけるというもので、ルシフ
ェルは戦闘を重ねる毎に強くなるのだ(得られた「経験」はダブルGにも転送されており、その強化に使われている)。
 ただし、このシステムは無人機では対応出来ず、また、システムの負荷によりパイロットの肉体や神経が破壊され、
死亡する危険性もある。
 後にエントシュバイン・モードという機能を身に付ける。この機能を使用する時はフェイスマスクが左右に割れ、悪魔の
ような『もう一つの顔』が現れる。そして、宇宙の暗黒空間に存在する未知のエネルギー物質 『ダークマター』を取り込
み、その力で強力なバリアを張ったり、全ての攻撃時にダークマターエネルギーを加えて威力を倍増させる。機体全体
をダークマターエネルギーで覆って体当たりする必殺技≪エリミネート・ダイブ≫は小型のコロニーさえ破壊する威力を
秘めている。ただし、この機能は機体にかかる負担が非常に大きく、長時間の使用は不可能。

白き衣を着、神を名乗りし悪魔の化身。
六つの漆黒に六十の瞳、その瞳に映るのは世界の終焉のみ。
( I/Dさん作のキャッチフレーズ)



M1アストレイ・パープルコマンド
(YUKIさんの投稿作品)
型式番号MBF−M1−PC
全高17.44m
本体重量60.5t
武装特殊実剣≪ムラマサ≫
    多目的実弾・ビーム連装ライフル≪ツインヘッドスネーク≫
    75o対空自動バルカン砲塔システム≪イーゲルシュテルン≫×2
    ビームサーベル
    肩部8連ミサイルポット×2
    脚部ミサイルポット×2

 第18章より登場。
 オーブ軍の主力MSであるM1アストレイのバージョンアップ機。独自の発展を遂げたアストレイ・レッドフレームとブル
ーフレームの能力を参考に、指揮官用の機体として造られた。量産機では赤く塗られている部分が、その名のとおり紫
色に塗装されている。
 ビームサーベルや多数のミサイルの他にも、レッドフレームの主要武器である大刀≪ガーベラストレート≫のコピー剣
≪ムラマサ≫や、実弾用とビーム用の二つの砲門を持つ特殊ライフル≪ツインヘッドスネーク≫などの強力な装備を持
つ。バッテリーも、ザフト製の物より高出力かつ長時間活動できるように改良されている。
 性能面では優秀だったが、反面、高コストかつ操縦も難しく、生産されたのはわずか五機だけであった。主なパイロッ
トはタツヤ・ホウジョウ、ライズ・アウトレン、イリア・アース、アルル・リデェル、エリナ・ジュール、ヴィシア・エスクード。



バスターガンダム・インフェルノ
(味噌さんの投稿作品)
型式番号GAT−X103U
全高18.86m
本体重量93.9t
武装150oビームガトリングガン
    高出力特装ビームキャノン≪ネオ・アグニ≫
     (上記二つの武器を合体させると、高出力ビームガトリングカノンに変形する。武装切り替え時のタイムロスを 
      減らすため、キャノンとガトリングの後部を接続させる形式に変更され、砲の向きを変えるだけで武装の切り
      替えが可能となった。死角となる後方にも攻撃出来るようになったが、キャノンとガトリングを同時に発射する
      事は出来ない)
    肩部:220o12連装ミサイルポッド×2
    脚部:180o6連装ミサイルポッド×2
    電動110oガトリングガン×2
    4連高出力エネルギー砲≪ビッグ・フォア≫

 第19章より登場。
 オーブ近海での戦闘で傷付き、アークエンジェルに捕獲されたバスターガンダムが、モルゲンレーテ社の手によって
修復・強化された。操縦者はディアッカ ・エルスマン。
 右腰の350oガンランチャーは150oビームガトリングガンに、左腰の94o高エネルギー収束火線ライフルは強力
な≪ネオ・アグニ≫に換装された。更に両足に新たなミサイルポットを搭載。両肩のミサイルポットのミサイル収納数も
増加された。また、ロッドアンテナの追加により武器の命中率を、頭部とボディに排熱ダクトを追加して冷却機能を、コク
ピットブロックにアンチビームコーティングを施されたアーマーを追加してサバイバビリティを、それぞれ強化。武器だけ
でなく、機体の性能そのものがアップされている。
 強力な武器の中でも最強の威力を誇るのが、バックパックに装備された4つの発射口を持つ高出力エネルギー砲≪
ビッグ・フォア≫である。驚異的な破壊力を誇るが、使用には大量のエネルギーを使うので、一度の出撃中、2回しか
使用出来ない。

偽神を焼き尽くすべく、迫り来る邪に砲撃せよ!
(ライデンさん作のキャッチフレーズ)



戦闘飛空母艦リヴァイアサン
全長360.7m
全幅43.5m
重量1598.60t
武装90o機銃×52
    150o低出力エネルギーキャノン≪カー≫×12
    250o高出力エネルギーキャノン≪バア≫×6
    対地用爆雷弾×300発以上
    ミラージュコロイド

 第19章より登場。
 ダブルG軍団の巨大空中母艦。大気圏内、宇宙空間、共に飛行可能な万能戦艦である。イメージは「勇者王ガオガ
イガーF I NAL」に登場したピア・デケム・PET。ただし、ロボットには変形しない(苦笑)。
 外見は「空を飛ぶ空母」そのものであるが、空母の常識を越えた大火力を誇る(通常、空母は飛行機や物資の搭載
量を増やすため、火力は必要最低限に抑えられている)。更にこの巨体でミラージュコロイドも装備しており、敵に気付
かれる事無く近づき、確実に沈める。
 基本的に無人艦であり、通常の戦艦のような乗員用の設備は一切無い。その分の空き容量は、弾薬やモビルスー
ツなどの収容に使われている。また、この空母に搭載されているモビルスーツは頭部や胴体、手足などパーツごとに
分解されており、出撃時に艦内で組み立てる。これにより、モビルスーツの搭載量を大幅にアップ。一艦で百機以上の
モビルスーツが搭載可能。
 以下、各艦の名称を記しておく。なお、性能は全艦同一。

  1番艦「ギレン」    2番艦「キシリア」     3番艦「ドズル」     4番艦「ガルマ」
  5番艦「ギニアス」   6番艦「エギーユ」     7番艦「アナベル」    8番艦「シーマ」
  9番艦「ジャミトフ」  10番艦「バスク」     11番艦「ジェリド」   12番艦「パプテマス」
 13番艦「ハマーン」  14番艦「グレミー」    15番艦「クェス」    16番艦「ギュネイ」
 17番艦「カロッゾ」  18番艦「ザビーネ」    19番艦「クロノクル」  20番艦「カテジナ」
 21番艦「フォンセ」  22番艦「ウォン」     23番艦「ウルベ」    24番艦「トレーズ」
 25番艦「ゼクス」   26番艦「マリーメイア」  27番艦「シャギア」   28番艦「オルバ」 
 29番艦「グエン」   30番艦「メリーベル」   31番艦「ギム」



ズィニア
(カズさんの投稿作品の設定を一部拝借しました)

型式番号不明
全高22.66m
本体重量73.22t
武装ビームサーベル×2
    ビームライフル
    脚部四連装ミサイルポッド×2
    アンチビームシールド
    ミラージュコロイド

 第19章より登場。
 ダブルG軍団の主力となる量産型MS。全てAMS(オートモビルスーツ)と呼ばれる無人機である。
 人的資源が不足しているザフトが極秘裏に研究し、結局、頓挫した無人MS開発計画『Z I US(ズィウスと発音す
る。Zaft's Ideal Ultimate Saint)計画』のデータをリヒターが入手。それを元にダブルGが完成させた。その名前は
ズィウス・ジュニア(ズィウスの息子)の略称。
 特徴的なのはその頭部。ザフト製のMSに酷似した顔と、地球軍のストライクダガーに酷似した顔が、頭部の前後に
ついている。この二つの顔を使い分け、地球軍やザフト軍に偽装して戦火を更に広げていく。
 無人機であるため、敵に一切の恐れを持たず、命令を確実に遂行する。また、有人機に付き物である「パイロットにか
かるGの軽減」という問題も、この機体には無縁。有人機を遥かに越える機動力を発揮する。
 第23章からはミラージュコロイドも標準装備され、隠密性にも優れた機体となった(コロイド粒子そのものが改良され
ており、ブリッツのように機体の色を黒にする必要は無い)。
 動力源はバッテリーだが、従来の物より高出力かつ持続性に秀でており、M1アストレイの三倍以上の起動時間を
誇る。装備は基本的な物しかないが、いずれも強力。PS装甲(ストライクなどに使用されているものより、かなり劣る)や
アンチビームシールドなど、防御面でも優秀。量産機としては最強クラスの性能を誇る。



ズィウス
(カズさんの投稿作品)
型式番号Z I US−01
(ゼットアイユーエス・ゼロワンと読む)
全高108.25m
重量1037.06t
武装腹部:大型エネルギー粒子砲≪ソング≫
    両肩部:マイクロミサイルポッド
     (肩そのものがミサイルポッドになっている。装弾数は500発以上)
    有線式ビームアタックユニット≪サンクチュアリィ≫×10
     (ビームの弾や刃を出すインコム。普段は背中に収納されている)
    右腕:500o対PS装甲破砕弾砲≪ギガ・ウルスラ≫
    左腕:220o高エネルギー収束・拡散選択式ライフル≪ギガ・ウラヌス≫
    Nジャマーキャンセラー搭載大型核弾頭≪サクリファイス≫
     (Nジャマーキャンセラーを搭載した核弾頭。外見からはどこにあるのか不明。実は機体そのものが核弾頭で、
      自爆する事によって周囲数キロ四方を灰燼とする)

 断章・アスランの危機より登場。
 全高100メートル以上の巨体を誇る、超大型MS。
 ザフトが極秘裏に進めていた無人MS開発計画、Z I US計画の集大成とも言うべき機体。無人かつ圧倒的な戦闘力
で、単体で艦隊クラスの敵を相手に出来る究極のモビルスーツとして開発されたが、開発期間や予算などの問題から
設計段階で破棄された。
 その設計図をリヒターが入手。ダブルGの手によって、Nジャマーキャンセラーを取り付けた核兵器を搭載した有人機
として造られた(その際、ルシフェルの武器も大型化して取り付けられている)。
 機体のイメージモデルは「逆襲のシャア」に登場したαアジール。



オウガ
(MИPさんの投稿作品)

型式番号ZGMF−X11A
(エックス・ダブルワン・エーと読む。「アストレイ」に登場するリジェネレイトと同じ番号なのは、ほぼ同時期に開発され
たための書類ミスらしい)
全高18.68m
本体重量74.5t
武装額部:小型ニ連装エネルギー粒子砲≪ツインフェーン≫
    MA−M02ビームサーベル兼小型ビームピストル≪グラム≫×2
     (通常のビームサーベルとしてだけでなく、前腕に収納したまま、ビームピストルとして使用する事も可能)
    光粒子大銃撃剣≪ヴァイスネーゲル≫×2
     (ビームソードとビームライフルの機能を併せ持つ強力武器。サイドアーマーに装着した状態では、姿勢制御、
      方向転換に役立つ作動肢として機能する。第27章からは一振りのみ装備)
    バリアブルビームライフル≪ヴァルキリー≫
     (第27章から装備。通常モードの他に、銃身を伸ばして、ビームの収束率を向上させ、貫通力と射程距離を伸
      ばした狙撃用のポイントショットモードがあり、その威力はアンチビームコーティングを施した装甲をも撃ち貫 
      く。ただし、連射は不可能)

 第22章より登場。
 ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載したZGMFシリーズの最新鋭機として、プロヴィデンスガンダムと同時期に開
発されたMS。パイロットはラウ・ル・クルーゼ。
 火力を重視したプロヴィデンスに対して、こちらは白兵戦と機動力を重視した構造になっている。その為、機体に装備
された火器は額の≪ツインフェーン≫のみであるが、携帯武器が強力なので、戦闘能力は非常に高い。
 エネルギーのほとんどは推進力として使われている。半永久的なエネルギーと、背部のインセクトバーニア(本体か
ら伸びた4基のバーニアと、腰に装備した2本のヴァイスネーゲルが昆虫の脚のように見えるため、そう名付けられた)
によって脅威的な加速・回避性能を誇るが、操縦は非常に難しく、当初はザフトのエースであるクルーゼも乗りこなせ
なかった。
 第26章でザフトからディプレクターの手に渡り、自ら戦う事を決意したラクスの乗機となる。機体の色も、彼女のパー
ソナルカラー(?)であるピンクに塗り替えられた。
 同時に、扱いの困難な≪ヴァイスネーゲル≫の二刀流に代わり、新兵器≪ヴァルキリー≫が装備された。これはグリ
ップ下部に独自の小型ジェネレーターを搭載することで、MSの携帯火器としては破格の攻撃力を持たせることに成功
した強力な武器なのだが、コストの問題で量産化はされず、試作品が一機、プラントの工廠で眠っていた。試作品とは
いえ完成度は高く、ダブルGとの決戦に挑むディプレクターに譲渡され、オウガの新兵器として活躍する事になる 。

オウガ・ラクス専用バージョン





アルゴス・アイ
 第25章より登場。
 ダブルGが使用している超小型情報収集・伝達ユニット。
 外見は直径1センチ程度の小さな球体。人間の眼球に酷似している。この小さな体に、高性能カメラアイやスピーカ
ー、映写機、さらにはミラージュコロイドや自爆装置まで内蔵しており、ダブルGの技術力の高さを窺い知れる。
 ダブルGはこの『見えない』小型メカを世界中に放って、多くの情報を入手、または操作していた。一方で、自爆装置
を利用したテロや暗殺を行い、世界を混乱に導いていた。
 その名の語源は、ギリシャ神話に登場する百眼巨人アルゴスから。



パーフェクトストライクガンダム
型式番号GAT−X105
全高17.72m
本体重量64.8t
武装75o対空自動バルカン砲塔システム≪イーゲルシュテルン≫×2
    コンバットナイフ≪アーマーシュナイダー≫×2
    ビームライフル
    ビームサーベル×2
    アンチビームシールド(外見は以前の盾と同じ)
    15.78m対艦刀≪シュベルトゲベール≫
    ロケットアンカー≪パンツァーアイゼン≫
    ビームブーメラン≪マイダスメッサー≫
    120o対艦バルカン砲
    2連装350oガンランチャーコンボユニット
    320o超高インパルス砲≪アグニ改≫

 第26章より登場。
 エール、ソード、ランチャーの全てのパックを装備した、その名の通り、ストライクの完全なる最強形態。
 バックパックはエール、右肩にランチャー、左肩にソードのウェポンユニットを装備し、手には≪シュベルトゲベール≫
と≪アグニ改≫(外見は以前のアグニと同じだが、反動が軽減され、威力やエネルギー蓄積量は大幅に強化されてい
る)を持つ。
 ストライクの強化案として、以前からエリカ ・シモンズらの手によって試行錯誤されていたのだが、エネルギーの容量
などの問題で、なかなか実用化できなかった。だが、ザフト・クライン派の技術提供によって問題が解決。最終決戦直
前に完成し、実戦に導入された。
 火力、機動力、格闘能力、全ての面で秀でており、その戦闘力はフリーダムやジャスティスにも決して劣らない。ム
ウ・ラ・フラガの乗機として、ダブルG軍団との最終決戦で活躍する。



エデン・ザ・パンデモニウム
(SRXさんの投稿作品。旧名エデン)
型式番号不明
全長推定10km以上
全幅推定4km以上
本体重量不明
武装70oビームキャノン×800
    自動追尾式小口径レールキャノン×440
    12連装ミサイルランチャー×1000
    3連対艦ミサイルランチャー×500
    460oビーム砲×200
    有線式巨大ビームクローアーム≪ガブリン≫×6
    分離式統合制御高速機動兵装群ネットワークシステム≪ハイドラグーン≫×100
    (大型機(全長約40m)30、小型機(約10m)70)
    高出力ガンマ線レーザー砲≪カタストロフ≫×2
     (船体の前部と後部に搭載されている、ジェネシスを小型・高出力化したガンマ線レーザー兵器。ミラー交換を
      しなくても、連続使用が可能)

 第28章より登場。
 モビルゴッドと呼ばれている、ダブルG軍団の超大型機動兵器。月の地下に築かれていたダブルG軍団の本拠地
『パンデモニウム』であり、ダブルGの本体そのものでもある。
 全長10km以上という常識外れの大きさながら変形機構を有しており、要塞形態から、六本の巨大な腕を持つ戦闘
形態へと変形する。
 動力はNジャマーキャンセラー搭載の大型核反応炉と、ルシフェルのダークマターエネルギー吸収システムを併用し
ており、バーニアの出力はアークエンジェルなどの宇宙戦艦をも上回る。
 その全身に装備された火器の破壊力は絶大。シミュレーション上では単体で地球、ザフトの両軍を全滅させる事も可
能らしい。体内にはMSの生産工場があり、戦闘中に新たなMSを作り出す事も出来る。まさに『神』と呼ぶに相応し
い、史上最大にして最強の機動兵器である。



量産型ルシフェルガンダム

型式番号不明
全長18.56m
本体重量99.44t
武装88o自動バルカン砲塔システム≪イーゲルシュテルンβ≫×2
    両腕:高出力内蔵型ビームサーベル×2
    右腕:400o対PS装甲破砕弾砲≪ウルスラ≫
    左腕:110o高エネルギー収束・拡散選択式ライフル≪ウラヌス≫
    六連翼型荷電粒子ビームマシンガン≪エリミネート・フェザー≫
    肩部六連装自動追尾ミサイルポッド≪ファランクス・イェーガー≫×4
    高電磁レールガン≪ジークフリート≫×2
    パーフェクトミラージュコロイド

 第28章より登場。
 ルシフェルガンダムを基にして製造された、ダブルG軍団の量産型MS。エクスペリエント・システムやダークマター吸
収システムなどは搭載していないが(その為、エントシュバイン・モードにもなれない)、その他の面では、元になったル
シフェルと同一の性能を誇る。
 その高性能ゆえ、さすがのダブルGも大量生産は出来ず、実戦に導入されたのは七機のみであった。しかしいずれも
強力無比であり、キラやアスランたちも苦戦した。
 七機全て無人機だが、そのOSにはクルーゼが採取していたゴールド・ゴースト隊やロディアたちの技能データが組
み込まれており、無人機とは思えない柔軟な動きを見せる。以下、機体名と、各機に組み込まれているデータの基礎
となった人物を紹介する。

 1号機『ルキフグス』(レオン・クレイズ)
 2号機『アシュタロト』(サキ・アサヤマ)
 3号機『ベールゼブブ』(フォルド・アドラス)
 4号機『アスモデウス』(オーマ・ディプトリー)
 5号機『リリス』(ギアボルト)
 6号機『ベリアル』(ロディア・ガラゴ)
 7号機『ベルフェゴール』(ラージ・アンフォース)

 技能データによって人工知能の能力が高められており、ダブルGの命令が無くても自己で判断して、戦闘を行なう。



ビーム兵器試験用シグー
型式番号ZGMF−515
(通常のシグーと同じだが、正確にはこのMSはザフトの物ではない)
全長21.43m
本体重量80.33t
武装試作型高出力ビームライフル
    試作型ビームサーベル×2

 アンノンエピソード第1話に登場。
 ダブルGが開発した実弾兵器以上の破壊力を持つビーム兵器の運用試験の為に、強奪した試作型のシグーを改造
した。機体の色が青で、腰にビームサーベルを搭載している以外は外見、性能共に通常のシグーと同じである。
 混同されやすいが、このMSはシグー・ディープアームズとはまったく別の機体である(このMSはシグー・ディープア
ームズの存在が発表される前に考えました)。



ソードカラミティ4号機
型式番号GAT−X133−04
全長18.26m
本体重量77.34t
武装15.78m対艦刀≪シュベルトゲベール≫×2
    ロケットアンカー≪パンツァーアイゼン≫×2
    ビームブーメラン≪マイダスメッサー≫×2
    コンバットナイフ≪アーマーシュナイダー≫×2
    580o複列位相エネルギー砲≪スキュラ≫

 アンソンエピソード第5話に登場。
 大戦中に造られたソードカラミティの設計図と予備パーツを戦後ブルーコスモスが入手し、作り上げた機体。型式番
号は正式なものではなく、ブルーコスモスが勝手につけたものである。
 機体色は紫。性能は本来のソードカラミティとほぼ同一。
 「マッド・ジェントルメン」と呼ばれるブルーコスモスのエースパイロット、バルバロッサ・アバドンの愛機として恐れられ
ている。

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